素敵なマダムは衣装もち

大晦日家の大掃除をしていた時のことです。夫が階段下にある物置を整理していたら見かけない衣装ケースを見つけてきたんです。その中にはブランド品が沢山押しこまれていました。それを見た夫は私の顔をみながら苦笑いを浮かべていました。そうですこの衣装ケースは私のものです。しかも夫にも内緒にしていたものでした。言い訳させてもらえればこの内半分は学生時代や独身時代に購入したものです。時折この衣装ケースの中身とクローゼットの中身を少しずつ交換していました。

私のクローゼットの中を夫は覗かないですし、服にも無頓着でブランドの服を見てもどれも同じように見えてるいみたいでしたからバレないと思ったのです。ですが今回露見したことで問題になったのはどこからこれらを買うお金が出てきたのかということでした。正直言いますと半分は独身時代に貯めていたお金です。ですがその半分は所謂へそくりというやつです。

夫は私のオシャレには理解してくれています。ただむやみに買わないでよく考えて買ってくれとやんわりと言われました。早い話がブランド品は処分して、新しいのはできる限りバーゲンなどで買ってくれということです。そのうち売るからとその場は取り繕いましたが、なにか嫌な予感がしました。ブランド品を売るというイメージはあまり良くありませんでした。どうせ売っても大したお金にはならないという先入観があり積極的に行動する気になれませんでした。

しかし、ある日夫がインターネットでブランド買取のサイトを見つけてしまったのです。夫はさっそく査定してもらおうと言いました。私は送るのにお金がかかるし、査定だってタダではないでしょうと拒否したのでした。しかし、その買取サイトはお店までの送料が無料で、査定料金も無料だったのです。まだまだ私は食い下がりました。もし取引きが成立しなかったら返却する時に着払いで送って来るのではないかと言ったのです。そしたら返送料金まで無料だったのです。私は呆気にとられました。

まさかの無料攻勢に観念して売却に同意するしかありませんでした。そして夫はニヤニヤしながら手続きを進めたのです。結局、所有していたブランド品の一部を査定に出しました。そしたら思いの外良い査定額だったので買取契約は成立しました。ちなみにブランド買取サイトでは中古のプランド品も取り扱っていました。そこで安く掘り出し物を買えたのは大変嬉しかったです。今もちょくちょくサイトを覗いては購入しています。ブランド買取りを繰り返したおかげでいつも違うブランド品を身に付けることができています。そんなわたしを素敵なマダムは衣装もちだと自画自賛しています。